保険営業「一緒にお仕事しませんか?」のお誘い。どんな風に誘われたのか、私の場合。

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「ちょっと営業所に来てみない?」

妊娠を機に派遣の仕事を辞めてプラプラしていた時の事、昔一緒にアルバイトをしていた友達に声をかけられた。

「会社のパンフレットに社判を押すお手伝いをして欲しいんだ。一回で1500円なんだけど。どうかな?」

ニュアンスはちょっと違うかも知れないけれ、こんな内容だった。怪しいよね。今書いてても怪しいもんね。でも誘われたのが友達だったし、その場ののりで二つ返事でOKしてしまった。それと1500円ってのもかなり大きかった。当時妊娠中で私は無職。旦那の給料だけでほんとお金が無かったから。。

因みに、この時は、軽く【判子押しのお手伝い】として誘われる。仕事の勧誘らしきワードは全く出てこないのである。

 そして約束の日に営業所に行く。ホストクラブにでも来たのかと思うほどに皆愛想がよい。まずは簡単なプロフィールを書くようにと用紙を出される。住所や家族構成、そしてなぜか最終学歴と職歴の欄もある。(←後で分った事だけど、プロフィールは学歴と職歴が採用条件を満たしているかどうかを判断する為の、事前の情報収集だった。学歴→高卒以上 職歴→保険会社は2社以上の転職は出来ないのだ。)

そんな思惑など全く知らない私は、プロフィールを書いた後、せっせとチラシに社判を押す。でも30分もしないうちに、「もういいよ。」と言われ1500円が入った封筒を頂い「こんなんでお金貰っていいの?」と、なんかすんごく申し訳ない気がした。※※因みに、現在【判子押しのお手伝い】という誘い方はNGです。現金をお渡しするのもダメになり、携帯へのデジタルクーポンにってます※※

そうこうするうちに、マネージャーという人が出てきて、世間話のついでみたいに「今お仕事してるの?産休?」など仕事状況などをさりげな~く聞かれる。そして「実はうちも社員を募集しているんだ~今度よかったら話聞いてみない?」と誘われる。

世間話を交え、かつ「感じのいい人だよね。」なんてお世辞も交えて上手に誘ってくるのでまんざらでもない気持ちになるのだ←アホだ

さすが営業!と思うのが、帰りがてらに「今度いつ来る?」とさりげなく聞いて次の予約を入れる事だ。

 でもその時は妊娠してたので、すぐに入社には至らず。

 娘を出産した後は、ベビーマッサージのイベントなどに誘われちょいちょい顔をだしていた。  (保険会社は営業所ごとに様々なイベントを企画する。ベビーマッサージ・アロマオイル作り・お昼寝アートなど。主に子育てママが参加しやすいイベントを企画している)。

イベントに行く度に、マネージャーさんからお仕事のお誘いを受けていたのだが、断り続けていた。

誘いを断るくせにはよくまあ、ちょくちょく営業所に顔をだしてたな~。仕事の誘いも断る、保険に入るわけでも無い(そもそも保険お勧めされる事は無かったけど)ただの迷惑な客だったと思う。友達もよく根気よく誘ってくれな~。

それまで私は事務仕事したやったことが無かった。自分には営業は無理だと思っていた。やっぱり棒グラフとかあって、常に人と比べられる環境だろうというイメージが強すぎて。私はそうゆう競争とか、人との比較される事とか、苦手だし、嫌いだし。(因みに棒グラフはありませんでした~!代わりに代わりにホワイトボードに自分の名前ととった契約の数字が書いてあるのでした。)

ただ、何だろう、出産後、元いた派遣会社でコールセンターの仕事をしていたんだけど、とにかく恐ろしくつまらなくて、時間が過ぎるのが遅すぎで、もうちょっとした苦行だった。今でも覚えてる。パソコンの左下の時間をひたすら見ていて、

「うわ~まだ五分しか経ってないよ~長いよ~」

って毎日思ってた。そんな時に、熱心に誘われたもんだから、なんかついふらふらっとね。なんかこっちの方が楽しいかも~とか思ってしまったのだ。

最後は、友達とランチに行った帰り、マネージャーがこっそり待ち伏せをするという見事な連携プレイにはまり入社に至ったのだった。その話はまた後日!

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