なんなのこの営業会議

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月末の締め切りまで、残り一週間を切った迷惑極まりない時期に、必ずある営業会議。こんな時期に会議なんてやっている場合では無いのだ。

議題は主に、今月の採用状況と数字の報告。        「今月の採用状況から発表して。」                              まず採用の報告内容は、今現在の採用決定人数。現在の見込み状況。最終何人入社になるか。の3項目。各営業所長が順番に発表していく。出来てない営業所は最悪だ。                               「え~申し訳ございません。今現在はえ~まだ決まっていません。申し訳ございません。見込み状況は今日営業所見学に来る方が1名。最終予想は必ず1名採用します。」                「○○所長さ、もう2ヶ月も連続採用できてないよね。本当にやる気あるの?」           と進行役の上司の苛ついた声。                               「申し訳ございません。必ず一名やります。」                        「先月もそう言ってたよね。必ずやって!頼むよ。次!」                       

                                              全営業所の報告が終わったら、今度は数字の報告。今現在の数字と、最終目標と2点を報告する。     「え~現在確約で、○○万。最終は○○○万ま伸ばします。」(保険契約件数よりもまずは数字。各契約内容に会社が定める計算方式で数値化される。)

「あのさ、ここまででノルマの20%しか出来た無いのに残り5日で今言った数字出来るの?」    「この月末の忙しい時、貴重な時間を使ってるんだよ!!取り合えすの報告とかいらないから!」   【出来るわけない。しかし、ここで現実的な数字を報告したらしたで、それはそれで怒だろう。だいたい無駄な会議開いているのはそっちだろうぅ~。】と言いたいことは山の様にあるだろうが、ぐっとこらえて神妙な面持ちでひたすら謝る。

自分たちの所長がの報告を、時に怒られている様を、私たち班長は黙って聞いている。

【現実的な数値(低い数字)を報告してたら怒られる。】→【仕方が無いから盛って報告】→【ほんとに出来るのか?と怒られる】→【結果やっぱり出来ずに怒られる。】

因みにこの手のやりとりは、所長と班長そして班長と班員との間でも行われる。          どうにもこうにも契約が入らす、アポも無い。

やもなし締め切り用紙に【0を書く。】                            「0は無いよね。もう一回やり直してきて。」                           と戻される。書き直した用紙を持って行く。                          「この数字って誰の数字?アポとれてるの?なんとなく書かれても困るんだけど。。」        もう八方塞がりだ。                                     「えっと。以前アンケートいただいた鈴木さん、お昼休みに資料を持っていきます。。。。」     パソコンに登録してある方のお名前を拝借して、見積もりを作りそれを報告する。まさかこんなところで自分の名前が使われているとは、鈴木さんもびっくりだ!!やっと締め切り報告から解放。締め切りは週に一ある為、数字が出ない営業マンにはほとんど苦行だ。

数字が出無いときは、しゃかりきに動くしか無いのだが、こんな締め切りの後に元気に営業が出来るわけも無いが、営業所も居られず、いそいそと出かけるのだ。

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